恋愛心理学
惚れた弱み

好きな相手のためなら、多少無理なことでもやってしまう、ということは皆さんもご経験があるのでは? “惚れた弱み”というヤツです。

心理学では、この“惚れた弱み”という現象を 『最小関心の原理』という言葉で説明しています。

恋愛では、男女2人の間で関心の度合いに差がある場合、 自分たちの関係にあまり関心を持っていない人のほうが 相手をリードする立場になります。 これが、「最小関心の原理」です。

つまり、惚れてしまったほうの人は 惚れた相手との関係を失いたくない気持ちが強いため、 多少の無理もきかざるを得ない状況に陥ってしまうのです。 相手の言いなりになることで、相手をつなぎとめようとするわけですね。

一方、惚れられている側としては、 たとえあまり関心のない相手であっても 自分の無理をきいてくれる、ということで、それなりの満足感を得ていることになります。

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