恋愛心理学
バランス理論

目で見たり耳で聞いたりして、感じ取ることを心理学では「認知」と言っています。
「認知」は、感じたり、考えたりすることなど幅広い意味で使います。

私たちは、世の中の無数のことについて考えます。
頭の中には、様々な思いが入り乱れています。
でも、そのいろいろな思い、認知が、「できるだけバランスがとれた状態にしたい」というのが『バランス理論』です。

たとえば、私がいて、交際相手がいて、交際相手の趣味がある。私はその人が好き、その人は自分の趣味が好き、私もその趣味が好き。この場合は、バランスがとれています。
私と相手と、その趣味の話をしても、話はスムーズです。

ところが、私は、その人が好き、その人はその趣味が好き、でも私はその趣味が嫌い、この場合は、バランスがとれていません。
バランスがとれていないと、気持ちが悪いので、「変えやすいもの」をかえます。
たいていは、相手の趣味を理解しようとするでしょう。どうしても、それができない時には、交際相手を変えるか、それとも、その趣味の問題は、「とても小さいことだ」と考えます。

例 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
そのお坊さんが憎いと、そのお坊さんが着ている服まで憎くなるということわざです。
憎い相手が好きなものにたいしては、憎んだほうが心のバランスがとれるからです。

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